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現在、3度目となるラテンアメリカ(中南米)の旅?というかブラブラと現実逃避しております。

最後の軍事政権の軍事評議会のメンバーの死(アルゼンチン)

   

軍隊イメージ
photo is byt: Eneas

先日亡くなったアルゼンチンの元大統領キルチネル氏が大統領時代に過去の軍事政権時代に行われていた人権弾圧・侵害などについて軍部と対決姿勢をみせていたり、夫人でもある現大統領のフェルナンデス氏も真相解明に力を入れています。その中でその軍事政権時代の幹部の一人であるエミリオ・エドゥアルド・マッセラ氏がブエノス・アイレスの海軍病院で亡くなりました。

マッセラ氏は8日月曜日にアルゼンチンのブエノス・アイレスにある海軍病院で脳出血のため死亡しました、85歳。彼は1976年から1983年の間にアルゼンチンを支配していた軍事政権の軍事評議会のメンバーの一人であり、海軍の提督でした。

マッセラ氏は1976年にホルヘ・ラファエル・ビデラ(このクーデターで大統領に就任する)、オーランド・ラモン・アゴスティと共に軍を掌握し、当時の大統領マリア・エステラ・マルティネス・デ・ペロンをその座から失脚させたクーデターを起こし、アルゼンチンに軍事政権支配をつくりました。ビデラ政権はこれまでの軍事政権とは異なり反体制派やゲリラに対して非合法的な手段で徹底的に弾圧し、それにより都市ゲリラを壊滅することには成功を収めたもののこの過程で秘密裏に行方不明になった者が人権保護団体によると約30,000人もいたとされています。

軍事政権崩壊後、人権侵害などの罪で終身刑の判決を受けるも1990年に恩赦で釈放されていましたが、ほかの事件について訴追手続きがすすんでいたようなのですが2002年に認知症が発症しその3年後の2005年に訴追手続きが停止されていました。

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