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現在、3度目となるラテンアメリカ(中南米)の旅?というかブラブラと現実逃避しております。

グアテマラとベリーズの領土問題の狭間で苦しむ人たち

      2015/03/14

グアテマラの北東部分と隣接する国ベリーズ、詳しい経緯は知りませんが以前その地はグアテマラだったようで、イギリスに獲られその後独立してベリーズとなったようです。あそこの公用語は英語のようで、日本人が入国する際にはビザが必要なので自分は行く気さらさらないですが、ベリキンとかいうビールは旨いらしいです、信頼できる奴の情報なのでベリーズ行った際は呑んでみてください。話それましたが、現在はその国境近くに住むグアテマラ人がベリーズの国境警備隊などから迫害を受けてるようでそんなことについて新聞に載っていました。

prensa libreの紙面

グアテマラの新聞Prensa Libreからの情報なのでグアテマラよりになっていると思います。ベリーズ側の言い分もあると思いますが、そこは知るすべを知らないのでご了承ください。

ペテン県のDoloresという集落のMonte Los Olivosに住む人たちはベリーズの軍隊による迫害、ときには彼らの手によって殺されるという恐怖に苦しめられています。両国間での領土問題が長年続いていることが原因で住人達は明確な国境の線引きと安心して働ける土地になることを望んでいます。

Monte Los Olivosはベリーズに隣接する地帯の中でもベリーズ寄りにある集落のようでそこには約150世帯が暮らしています。主にqeqchíという民族の人たちでスペイン語を話せる人は少ないようです。彼らはとても貧しく地面に寝て、屋根はヤシの葉、壁は木材を使用しているそうですがとても簡単なつくりの家のようです。

今年の1月28日にそこに住む一人の男性が背中を撃たれ亡くなりました。ベリーズの兵士が放った銃弾によって殺されたようです。彼には妊娠4か月の妻と4人の子供がおり、妻はグアテマラ政府に対して、事件の真相の究明とそこら一体の土地(領土)についての両国間の認識の統一などを強く求めています。

また、他のコミュニティに住む人たちからもベリーズの兵士たちが頻繁に彼らの居住区などを訪れ、暴行、畑などの作物に放火などの行為をすることを訴えています。以前では2000年にベリーズ軍が2人のグアテマラ人を殺害しています。

グアテマラ政府はOEA(Organización de Estados Americanos)に事件の調査、ベリーズに対しては犯人の提供および被害者の家族への損害賠償を求めたのですが、双方ともまだ返答をしていないようです。

作物への放火は彼らの生活の糧を奪う行為で、以前に2つの銀行がクレジットカードの促進でお金を簡単に貸していた時があったらしく、そのお金で畑作への投資をした人も多くいたようですが、その畑は放火や冷害により収穫できなくなってしまい多額の借金だけが残ってる状態のようです。いつベリーズ軍が襲ってくるかわからない状態では新たに種まきをすることも躊躇してしまい、彼らは食物を採集しに頻繁に山奥へと入っていくしかない状態のようです。

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