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現在、3度目となるラテンアメリカ(中南米)の旅?というかブラブラと現実逃避しております。

ペルーの大統領選挙は激戦模様

   

4月10日にペルーの大統領選挙があります。服役中のフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏が出馬していることもありご存知の方もいるとは思いますが、ペルーの世論調査会社Ipsos Apoyo(イプソス・アポジョ)の発表によると候補者5人の支持率が拮抗しており激戦模様のようです。

イプソス・アポジョ社発表の支持率は以下のようになっています。前回の調査までは前大統領のアレハンドロ・トレド氏が1位でケイコ・フジモリ氏が2位だったようですが今回の調査ではオジャンタ・ウマラ氏が僅かな差ですが1位になっているようです。

候補者名 イプソス・アポジョ社発表支持率
オジャンタ・ウマラ氏 21%
アレハンドロ・トレド氏 20%
ケイコ・フジモリ氏 19%
ペドロ・パブロ・クチンスキー氏 15%
ルイス・カスタニェダ氏 14%

オジャンタ・ウマラ氏は左派系の元軍人で資源の国有化を訴えるなど「愛国主義運動」を展開しているようです。ペルーの大統領選挙は過半数を獲得する候補者がいないと上位2人による決選投票が行われます。これだけ支持率が割れているので決選投票になる可能性が高く、オジャンタ・ウマラ氏が決選投票に残る可能性が上がっているので海外の国々、特にアメリカなんかはこの動向に注目しているんじゃないでしょうかね。

ペルーの大統領官邸

オジャンタ・ウマラ氏以外の4人の候補者はアラン・ガルシア現大統領の経済政策、自由経済によるペルーの発展を受け継ぐ姿勢をとっています。昨年のペルーの経済成長は約8.7%の伸びを示していて、その経済成長率の高さは世界の中でもトップ10に入るくらいです。貧困層も2001年の54%から34%に改善してきています、ですが1/3にあたる約1,000万人の人々は今も貧困層なのです。たぶんオジャンタ・ウマラ氏を支持している人たちの多くは貧困層なのかもしれません。

日本も昨年ペルーとEPA(経済連携協定)が大筋で合意されていて、今年に発効される見通しだったので(もう発効された?)大統領選挙の結果次第ではいろいろと対応しなければならなくなるかもしれないですね。ペルーは日系人も多くいますし2国の関係は歴史もあり深いものだと思うのですが新しく選ばれる大統領はどのような対日政策をとるのでしょうかね。

旅しているときに出会ったペルーに住んでいる日本人は「ペルーは石油も取れるし鉱物も取れる、なのになんでこの国は豊かになっていないのか?それは政治家が悪いから、これは日本にも言えるね、ハハハ。でも日本より悪いよココは・・・。もっといい政治家が出てくればこの国ももっと豊かになるんだけどねぇ、いい政治家が生まれるには知識の底上げをしなければならないんだろうけど、ペルーの男どもは女のケツのことしか考えていない。」2008年の話ですがこんなことを僕に言っていました。いい大統領をペルー国民は選ぶことが出来るのでしょうか。

BBC Mundoの記事:Perú / elecciones: el repunte de Humala enciende la campaña

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