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現在、3度目となるラテンアメリカ(中南米)の旅?というかブラブラと現実逃避しております。

映画「La Vida Loca」を見た。

      2016/03/22

スペイン語の先生が貸してくれたDVD「La Vida Loca」を見ました。この映画はMara 18についてのドキュメント映画で登場人物は全て実在している人たちで、映画内で殺された人もいるのですがそれも全て現実のお話です。

2008年に製作されたスペイン・メキシコ・フランスの合作映画のようで監督はChristian Poveda。彼はこの映画の発表の翌年(2009)にこの映画の取材現場でもあるエル・サルバドルにて何者かに撃たれ亡くなっていて、この作品が遺作になります。

Mara 18はギャングの名前です。Maraは「悪い」って意味でこの映画で取り扱われたギャングはMara 18ですが、以前に書いた映画Sin Nombreで登場するのはMara Salvatruchaです。

Mara 18の18はストリートの番号のようで英語版のwikipediaに18th Street gangで説明されています。MSもそうですがM18はアメリカで結成されたようで、1980年代エル・サルバドルは内戦で多くの人たちがアメリカへと逃げてそこで自分たちを守るため、それが米国人からなのか他のヒスパニック系移民からなのかはわかりませんがそういったのが発端のようです。

この映画ではエル・サルバドル国内での様子を撮影していて、親にちゃんと育ててもらっていない若者たちが仲間というか家族を求めて加わってるのが多いようで一方から見ればその形は屈折してますが、もう一方からみれば純粋なのかなぁって思います。

借りたDVDは字幕なしのスペイン語でしかも役者がしゃべっているものではないので、スラングなり聞き取りづらいのもあってというわけではないですが全然理解していません。想像の域をでないし、間違って受け止めているかもしれないのでここではあまり映画の内容については書きませんが、日本なら18禁の映画になるのかなぁと思います、死体が普通に映ってますからね。

とはいえ映画として作られているので、思っていたほど凶悪なシーンとかはなかったです。ギャングに入るときって集団リンチをうけるのがこれらのギャングの慣例なんですが、そのシーンもラストにちょっとだけだったし、リンチシーンだと前に英国BBCのサイトで公開されていたものの方がグロかった。

冒頭から登場していた女性、銃か何かで右目を失って義眼を入れるための手術をしたりして、やっと義眼が入って喜んでいたのに殺されちゃったんですよね。
「明日生きてるか、わからないから・・・」なんてことを言うときってあるかもしれないけど、彼らに比べたらなんて現実味のない言葉だろうかと思った。こういう世界を知るといかに自分が幸せなのかと思わされる。

もしスペイン語オンリーでよかったら全編web上で見ることができます。興味ある方は→La vida loca, de Christian Poveda

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