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現在、3度目となるラテンアメリカ(中南米)の旅?というかブラブラと現実逃避しております。

オアハカの郊外にあるアレブリヘスで有名な村サン・マルティン・ティルカヘテへ行ったおはなし

   

現在メキシコ南部といってもサンクリからは北に位置している街オアハカにいます。サンクリからはバスで約12時間の移動でした。今回は1等バスに乗ったので検問にほとんど引っかかることはなく、しかも隣席には誰もいなかったので順調でした。オアハカ周辺の民芸品のひとつにアレブリヘス(alebrijes)と呼ばれている木工の品があります。今回行ったサン・マルティン・ティルカヘテはその木工の民芸品で有名な村。そんなおはなしです。

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アレブリヘスとは

オアハカに限らずメキシコのお土産屋さんで見かけることが多い、動物(ユニコーンなどの空想動物も含む)の木工の民芸品。とてもカラフルにペイントされていて鮮やか。それをアレブリヘス(alebrijes)と呼んだりしています。

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ですが、実はこのアレブリヘス(alebrijes)という言葉、正式にその民芸品を指す言葉ではないらしいです。オアハカ州と言っていいと思うのですが作者さんたちは「木彫り」という言葉しか使っていないそうです。

語源は1936年にPedro Linares López氏によって生み出されました。30歳を迎えたあと彼は病気により精神錯乱状態の中、幻覚をみてしまい、そこに現れた動物すべてを「アレブリヘス」と叫んでいたらしく、意味は alejate brujo (魔法使いよ去れ)の造語らしいです。

そして、その語源とオアハカの木工民芸品との因果関係もあまりなく、ただおそらく商用のキャッチとして使われているっぽいらしい、たぶん。おそらく。。。

こういった歴史を知っている人はオアハカ・ウッド・カーヴィングと呼んでいる人も多いそうです。自分は北海道の人間なので「木彫り」というと木彫りの熊みたいなのを想像してしまうのですが、こちらの作品はペイントがすごかったりするので「木工民芸品」でいいんじゃないかと思います。

サン・マルティン・ティルカヘテ

サン・マルティン・ティルカヘテ村には超有名な職人がいるらしく工房も素晴らしいとか(というか自分は村ついてからその事実をしったんですがね)。その工房の名がハコボ&マリア・アンヘレス(Jacobo y Maria Angeles)です。

村にはいくつもの工房があって、自分が行ったときは土曜日だったのでしまっている工房もあったんですが、多くの工房は家族経営で、おそらく一番成功しているのがハコボ&マリア・アンヘレス。ハコボ&マリア・アンヘレス工房では社会見学のように説明してくれる人が付いて工房を案内してくれます。

正直、ティルカヘテ村に着く前にあまり調べもせず、なんか有名な工房があるらしいというぐらいの知識しかなく、行ってしまったのですが、村についてコーラーを買いに行った商店で出会ったおばあちゃんがハコボ&マリア・アンヘレス工房まで連れて行ってくれました。途中でアイスおごってくれたり。「俺が払うよ」といっても「いいから、いいから食べなさい」と、この出会いが無かったらハコボ&マリア・アンヘレス工房には行っていなかったかもしれない。

ありがとう、おばあちゃん。

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ハコボ&マリア・アンヘレス工房見学

工房に着いたときにはメキシコ人や欧米人の観光客がいて、工房内を見学していた。自分にも一人案内人がついてくれて、工房を歩きながら工程などの説明をしてくれた。自分はスペイン語で対応してもらったので英語で案内してくれる人がいるかどうかはわかりません。

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作業している人にも質問することができて、「何年くらい働いてるの?」「この作業するまでどれくらいの年月がかかるの?」「この作品はどのくらいの期間で完成するの?」などなど、作業を止めて親切に答えてくれました。

おそらくティルカヘテ村で一番成功している工房なので、削り・補修(乾燥させた後のヒビなど)・塗りなど完全分業ぽかったです。オーダーメイドも多そうで、行った時にはそれなりの大きさ以上の品しか作っていませんでした。

作品の大きさによりますが、数か月天日干しのあと陰干し、そしてひび割れなどの補修後、塗りに入りますが、その塗も細かいので時間がとてもかかります。一年から数年かかるものもあるとか。この工房では塗りの際のガラは先住民族が使っていたガラを用いたりしていて、それぞれのガラに意味を持っていたりするそうです。

自分が行った時には塗りの体験か講習をしていました。ここで修行してる人もいると思います。

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オアハカからティルカヘテ村への行き方

オアハカからティルカヘテ村への行き方はいくつかあると思うのですが、自分が行ったルートはオアハカの街南西にあるアバストス市場(2等バスターミナルそばにある市場)横からでている乗り合いタクシーに乗って行きました。

乗り合いタクシーはティルカヘテ行きは無くて、オコトゥラン(Ocotlán)行きに乗って途中下車する感じです。乗り合いタクシーの行き先の見かたはフロントガラス上部に行き先の地名が書かれています。で運転手に「ティルカヘテ村まで」と伝えるとその場所で降ろしてくれますが、ティルカヘテ村が近づくと「Bienvenidos a San Martin Tilcajete」なんて看板を見ることができるので、寝ていない限りは気づくと思います。料金は25ペソ。料金は先払いです。乗り合いタクシーは5人乗りで助手席に2人乗ることになります、ガタイのよい方だと結構しんどいかもしれません。

ティルカヘテ村は幹線道路から1km程度離れたところにあるので、乗り合いタクシーを降りてから歩いて行くかモトタクシー(トゥクトゥク)が待っていたりするので、それに乗って村へ行きます。料金6ペソ。

帰りは幹線道路でオアハカ行きのバス又は乗り合いタクシーを拾う感じになります。たまにティルカヘテ村内を乗り合いタクシーが走っていることもあるので運がよければティルカヘテ村内で乗り合いタクシーに乗ることができます。

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