アンティグアで通ったスペイン語学校「ATABAL」(アタバル)

海外旅行

2008年に初めてラテンアメリカを旅した時にグアテマラのアンティグアにあるスペイン語学校「ATABAL」(アタバル)でスペイン語を勉強しました。

その後もアンティグアを訪れるたびにアタバルでスペイン語を習っています。

なぜアタバルを選んだのか?
アタバルでスペイン語を勉強してどれくらいのレベルになるのか?

などなどを書いていきたいと思います。

スペイン語の習得スピードは個人差があると思いますが、私のスペイン語の習得スピードは遅い方だと思います。なにせアタバルで初めてスペイン語を勉強した時は33歳でしたから。

アンティグアにあるアタバルを選んだ理由

ラテンアメリカを旅する前の私はスペイン語を全く知らず、英語も中学英語ですら下にあたるレベルです(英語は今も変わらずそんなレベル)。

ラテンアメリカの旅をしたいと思ってから、ラテンアメリカのほとんどの国でスペイン語が話されていることを知ったくらい。

一人旅で現地の言葉を話せないと始まらないと思い、ネットで中南米の国のスペイン語学校について調べた結果、以下の理由でグアテマラのアンティグアにあるアタバルを選びました。(2008年の話)。

  • グアテマラのスペイン語学校はほかの国と比べると授業料が安い
  • グアテマラは中米にあり、今後の中南米の旅でルートが組みやすい
  • グアテマラのスペイン語の発音は訛りが少ない、らしい
  • 日本語が通じる(予約などの手続きなんかも日本語でOK)

当時はグアテマラのスペイン語学校の情報はアタバルほかにはケツァルテナンゴにあるタカハウスが紹介するスペイン語学校でした。

[st-kaiwa1]現在は、サン・ペドロ・ラグーナでスペイン語を勉強するバックパッカーも多いよ[/st-kaiwa1]

私の場合、日本からアメリカ経由でしたがグアテマラが一か国目で到着が早朝5時。

英語もろくに話せないし右も左もわからない状態ではそんな時間だと迎えのタクシーを頼まないといけなかったので、グアテマラシティから近いアンティグアを選びました。

また、「アンティグアのスペイン語の方がケツァルテナンゴより訛っていない」なんてことを当時ネットで見かけましたが、これについては私はあまり変わらない気がします。

日本で事前にスペイン語を勉強していたり、英語話せたりする人なら、ほかの選択肢(アンティグアの別のスペイン語学校やほかのグアテマラの学校、ほかの国の学校など)も大いにあると思います。

アンティグアでスペイン語を勉強する日本人の中にはスペイン語習得のため日本人と接する時間を減らす(日本語を話さない)などの理由からアタバル以外のアンティグアにあるスペイン語学校を選ぶ人も多くいます。

その後、アンティグアを訪れるたびにアタバルへ通っています

アンティグアを訪れるたびにアタバルでスペイン語勉強しているのですが、特にアタバルに通う大きな理由はないです。

初めてアタバルで勉強した時は約3か月間、2011-2012年の旅の時はスペイン語の勉強を主に考えていたので半年くらいアタバルで勉強しました。

なので、教わっていない先生とも顔見知りになったり、教わった先生とはいろいろな話や相談もできる関係になっています。

例えば、ラテンアメリカ人の気質とか、男女の関係で「こういう言葉や行動ってどういう意図?」みたいなことも。

アタバル以外の学校でどのようにスペイン語を教えているのかはもちろん興味があります。

でも、アンティグアではアタバル以外の学校には行けないかも。

アタバルでスペイン語を勉強してどれくらいのレベルになるのか?

初めてスペイン語をアタバルで勉強して日本に帰国したのちにスペイン語検定の4級を受け合格しました。

アタバルでスペイン語を勉強した時の私のスペイン語レベルやアタバルで勉強した期間や内容を紹介します。

[st-minihukidashi fontawesome=”fa-user” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#ffae00″ color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]当時の外国語のレベル[/st-minihukidashi]

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#ffeabf” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

スペイン語がどこの国で話されているかもわからないレベル

英語は中学はそれなりに勉強していたけど、高校は工業高校なので英語の授業数が少なく、先生が嫌いなこともあって、3年の2学期に赤点が付き、「冬休みに学校に補習受けに来ないとダブるぞ!」と脅され補習を受けたレベル

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英語はちょっとあれだけど、スペイン語に関してはまぁ一般的な日本人かなぁと思います。

[st-midasibox title=”アタバルでの勉強内容” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

スペイン語を習った期間は3か月

接続法の過去形(過去完了含む)までの一通りの文法を習う。しかし、接続法の過去形は時間がなかったので要所を軽く習った程度。

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アタバルでスペイン語の勉強を終え約半年間ラテンアメリカを旅しました。

そして日本へ帰国。

純粋に自分のスペイン語レベルが知りたかったので、スペイン語検定の試験対策などの勉強は全くしませんでした。

アタバルでのスペイン語の授業や授業料

アタバルでのスペイン語の授業は基本マンツーマンで先生はもちろんネイティブの方たちです。

スペイン語講師歴が20年以上の先生がほとんどかな。

私が知ってるアタバルの講師はすべて女性で、長くアタバルで講師として働いているので日本人のことを理解している人も多いです。

西和・和西辞典や日本語で書かれているスペイン語の文法書なども置いているので、授業中や授業以外でも自習などで校内で使う分には貸してくれます。

生徒分すべて辞典などがあるわけではないので、本格的に勉強する人は辞書を持っていく方がいいと思います。

初めてアタバルに行ったときには私は「ポケットプログレッシブ 西和・和西辞典」を持っていきました、他の辞書よりは小さく旅することを考えると持っていける辞書だと思います。

ただ、授業中に辞書をひくと時間がかかったり、調べた単語が見つかってもその意味で書かれている日本語が難しくてわからないってことがあったりしたので、それ以降は電子辞書を持って行っています。

アタバルの先生は生徒に合わせたスペイン語の授業をしてくれる

生徒それぞれスペイン語を勉強する目的や勉強できる期間が違ったりするので、生徒のニーズに合わせた授業をしてくれます。

「>1,2週間程度で今後の旅行に役立てたい」という人と「きちんとスペイン語の文法を学びたい」という人では内容が変わってきます。

おそらく前者ならフレーズを中心にそこから重要な動詞や単語を覚えていくのかなぁと想像します。

そして、後者の場合(私も3か月と長い時間習ったのでこちらに属すると思うけど)は動詞の活用をかなりの比重で勉強します。(私の場合は直接法現在形の活用だけで1か月使った気がします)

要望に関しては直接先生に伝えてもいいし、言葉に不安があるなら経営者の片桐まことさんに言えば先生に伝えてくれます。

授業の契約は1週間単位です。(都合によっては日割りの分割もしてくれます)

毎週木曜日に「次週も続けるのか?」などの項目があるアンケート用紙が生徒に配られて金曜日までに提出するという形になっています。

先生が合わないなどもそのアンケートに書けるし、次週先生を変えてほしいという希望も書けます。※生徒が多かったりすると希望がかなわない時もあります。

アタバルの授業時間や授業料

2時間、4時間、6時間のコースがあります。

2時間コースは午後のみ。

4時間コースは午前と午後にありますが、生徒の数が多かったりすると先生の手配ができず午前・午後の選択ができないこともあります。

[st-kaiwa1]30分間の休憩が入るので実質の授業時間は3時間30分[/st-kaiwa1]

6時間コースは午前4時間と午後2時間。午前の4時間の中で休憩が30分間あるので実質5時間30分になります。

授業料は毎年改定されているので、アタバルのサイトなどで確認してください。2018年は以下の授業料です。

授業料は1週間分(月曜日~金曜日の5日分)

コース マンツーマンの
授業料
1日2時間コース US$54
1日4時間コース US$90
1日6時間コース US$135

アタバルのまことさんの「日本語によるスペイン語文法講座」が秀逸

通常の授業はネイティブの講師なので当然日本語のサポートは全くありません。全部スペイン語で説明を受けます。

中には英語のできる先生もいるみたいなので英語のサポートはあるかもしれませんが、私は英語がダメなので全てスペイン語で教えられ都度辞書を引いて授業を受けていました。

[st-kaiwa1]スペイン語だけの授業に不安を持つかもしれないけど、全然スペイン語の習得はできますよ![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2]でも、日本語での説明があるとより理解度は深まるんだけど。。。[/st-kaiwa2]

アタバルでは毎週金曜日の午前と午後に片桐まことさんが講師になってスペイン語の文法について説明してくれます。

全7回あるので7週間居ないとすべての講座を聞けないけど、ゼロからスペイン語をアタバルで勉強した人にはとても重宝する講座です。

まことさんはアンティグアに住んで長く、アタバルを経営したり以前はアタバルの校舎(建物)内に薬局(商店)を持っていてそっちの商いもしていたので、現地の人(グアテマラ人)と商売を含めコミュニケーションを普通にする人です。

そんなまことさんがアンティグアで暮らしてきた間に感じたスペイン語の文法について「本にはこう書いているけど、実際ネイティブと話しているとこんな使い方もあるから」なんてアドバイスもくれたりします。

アタバルに通うなら、まことさんの日本語によるスペイン語文法講座は受けないと損ですよ!私は2まわり受けました。

アタバルでスペイン語を勉強するために日本からグアテマラの行き方

日本からグアテマラへは直行便はなく、アメリカまたはメキシコ経由で行くことになります。

アメリカ経由の場合はESTAの申請が必要なので注意してください。

参考 ESTA(エスタ)の申請方法:トランジットでも必要、代行業者には気をつけて!

私がグアテマラに行ったときはESTAの申請をしたくなかったので、アエロメヒコ航空のメキシコ経由グアテマラ行きの航空券をH.I.S.が運営する格安航空券を販売しているサプライスで購入しました。

参考 Surprice!(サプライス)で海外格安航空券を購入した感想や評判

そもそも、グアテマラってどんな国?

参考 グアテマラの基本情報|治安、気候、時差、通貨、水やトイレ事情など

[st-kaiwa1]ぶっちゃけ、地球の歩き方の方が情報量多いんだけどね[/st-kaiwa1]

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