メキシコシティで最も高級な地区といわれているポランコ地区の南あるチャプルテペック公園内の小高い丘の上にあるチャプルテペック城。
チャプルテペック城からメキシコシティの街並みを見下ろすことができとてもいい場所です。
現在は国立歴史博物館(Museo Nacional de Historia)になっているため、お城見学だけでも敷地内入場には入場料がかかります。
チャプルテペック城の基本的な情報と行き方を紹介しています。
チャプルテペック城の基本的な情報
チャプルテペックとは「バッタの丘」という意味で、アステカ文明時代にはこの丘はその時の王家の保養地になっていました。
その後、スペインがメキシコを侵略し16世紀に宮殿が建てられ、時の権力者が邸宅として使用してきたのがチャプルテペック城です。
現在は国立歴史博物館(Museo Nacional de Historia)として各時代ごとの貴重品が展示されています。
植民地時代、墨米戦争、フランス侵略時代そして独裁政権時代、訪れる人が興味ある時代によっていろんな表情を見せてくれるお城です。
お城に入ると吹き抜けの階段があってその天井がこんな絵
こんな展示物がありました。
お城から見たメキシコシティの景色
写真では分かりづらいけど、レフォルマ通りがきれいに一直線に見える場所があります。
このチャプルテペック城を起点に道路が建設されたことがわかります。肉眼ではレフォルマ通りにある独立記念塔がきちんと見えるんですね。
城内にはいくつか壁画も描かれていて一室まるまるキャンパスになってるのもあります。
2階はきれいな庭園が広がっています。
チャプルテペック城へのアクセス
最寄りの地下鉄の駅はメトロ1号線のチャプルテペック駅(Chapultepec)、ですがメトロ7号線のアウディトリオ駅(Auditorio)からでも行けます。
料金は51ペソ、メキシコの学生証があれば無料(2011年当時の料金になります)
チャプルテペック公園内の道は入り組んでいるので迷います。
地球の歩き方などのガイドブックを持っていない方は、観光案内所などでメキシコシティの観光マップをもらった方がいいです。
チャプルテペック公園内にはそれぞれの施設へ案内する標識があります。しかしチャプルテペック城の表記はEl castillo de Chapultepec(チャプルテペック城)ではなくMuseo Nacional de Historia(国立歴史博物館)ですので注意してください。
人に尋ねるときもチャプルテペック城の直訳のスペイン語ではなく、Museo Nacional de Historia(国立歴史博物館)と言った方がいいかもしれないです。
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