ペルー入国拒否をくらって1週間。おなかの調子もよくなったので、再度ペルー入国を試みました。
結果、無事にペルーに入国できて今はトルヒージョという町にいます。
エクアドルのクエンカからペルー入国そしてピウラという町まで行ったときのはなしを詳しく紹介していきます。
参考ペルーに入国できなかった(パスポートの電子記録に重大なミスがあって)
ピウラ行きのバスを選んだ理由
クエンカから出ているペルー行きのバスは入国拒否をくらった時に乗っていたペルーのチクラヨ行き以外にピウラという町に行くバスがあります。
ピウラ行きのバスは昼間の移動でした。
ピウラはチクラヨより北に位置して、移動としてはチクラヨの方が距離稼げるしよかったのですが、夜中にイミグレに着いて前回入国拒否された時にいた係員がいればいいですが、もしいなかったらまたバス降りて責任者が出勤してくるまで待たなければならないと考えたからです。
昼間なら責任者さんいるだろうと。
正直ペルーの町へ行く国際バスには乗らずエクアドルの国境の町ウアキージャスまで行ってタクシーなり自力でイミグレ行って、ペルー入国後もタクシーなりでサルミージャ行ってバス乗ってトゥンベスから長距離バスに乗る。って手も考えました。
とはいえ面倒だったので一気に行くことを選びました。
ピウラは2008年の旅行の時にエクアドルのロハ経由で到着した町でその当時はバスオフィス(ペルーは主に各バス会社のオフィスが発着場となっていて総合的なバスターミナルはない)が一つの通りに集中していたので経由地として便利な町でした。
しかし、ピウラの街は変わってたのさ。
クエンカからピウラへバス移動
自分が乗ったクエンカからピウラへ行くバス会社はPullman Sucre社です。
チケットは前日に買ったんですが2枚もらいました。
クエンカからエクアドル国境の町ウアキージャスへのチケットとペルーのピウラへのチケット、こちらはCIFA社のチケット。
窓口で質問したらウアキージャスでバスを乗り換えるとのこと。料金は15ドル。
乗ってわかったですがCIFA社のバスはグアヤキルからピウラ行きの国際バスでウアキージャスでこちらが合流する形のようです。
チケットでは7:00発になっていたけど、7:15頃出発。
オフィスの時刻表には7:00発と7:15発の2種類があったけど、この日は1本しか出てなさそうで7:15発になっていたかも。
このバスも他のエクアドルで乗ったバス同様、道中お客さんをひろう。
12:00すぎにウアキージャスの町に到着。
ペルーへ行くグアヤキルから来たCIFA社のバスはすでに到着していて、ペルー方面に行く俺とドイツ人のカップルだけ路上で降りてバスを乗り換えた。
乗ると座席が二席しか空きがなくドイツ人カップルが先に座席へ、で俺は運転席の横の椅子、本来乗務員が座る席に座らされる。
「トゥンベス着いたらお客降りるからそこまで我慢して」みたいなこと言われたけど、こちらは全然平気。
「むしろイミグレでひと悶着あったら迷惑かけるかもしれん」と心の中であらかじめ言っておいた。
1週間ぶりにペルー入国を試みる
乗務員席にいたのが幸いしてこのバスのメンツでは一番に手続きの列にならぶ。見た感じイミグレの窓口にいた係員は見たことのない人たちばかり。
エクアドルの出国手続きで一悶着
俺のパスポート見て席立ったり。
わかってます、同一日に出入国している事に不審を抱いてるんでしょ。
一生懸命説明すると理解してくれるも「なんで1週間も空けてんの?」と、まぁそりゃそうだ。
体調崩してとか適当にかわしたけど、腑に落ちない顔をしながらも無事にエクアドル出国のスタンプを押してくれた。
そしてペルーの入国手続き
こちらは事情を先に言って、スタンプの押してある古いパスポートの画像をプリントアウトしたものを見せる。
「今責任者お昼ご飯いっているからちょっと待ってて」
やっぱ、こうなるよねー。
待つのはいいけどバス出る前にやってよねー。って思ったけど、とりあえずその時はバスの乗客もまだ並んでいたので何も言わず待つことに。
手続きする人たちが減ってきたけど責任者がまだ来ない。
さすがの係員も気になったのか責任者に電話かける。で、電話で事情を話してくれてOKが取れたようだった。
そして係員は私のパスポートの過去の電子記録を改ざんではなく2009年にきちんとペルーを出国したことに修正をしてくれました。
エクアドル側も含めてイミグレの手続きに1時間以上かかった。
幸いにもバスは昼休憩も兼ねていたので、俺の手続きが終わってもまだみんな外で待ってる感じだった。
朝から何も食べていなかったので、ドリトスとペプシで1人乾杯!
無事にペルー入国
ここのイミグレ、今回昼間に来たけど両替商がいません。
ここで乗客の1人がタクシーに乗って行くことを選択して1席空いたので、ここから普通の座席に座れた。
するとドイツ人カップルの女性の隣。
おそらく同じ世代くらいなんだけど、ドイツのミュンヘンのオクトーバーフェストの話になったので札幌のオクトーバーフェストのこと言ったら、どこの街かは知らないけど日本にもオクトーバーフェストをしている所があるって聞いたことがあると言っていた。たぶん。
なにせ英語で会話していたので、俺の場合はスパングリッシュになっていたけど俺の言うことを理解しようとしてくれてお優しい方でした。
というか旅で出会うヨーロッパ人はどこの国の人も理解しようとすごく耳を傾けてくれる。
14:30トゥンベス着。
結構乗客が降りる。ドイツ人のカップルもここで降りる。
ここトゥンベスから一気にリマへ行くそうだ。
16:00荷物検査場到着。
預け荷物やバス自体の検査。
案の定、私の預け荷物を検査することに。
[st-kaiwa1]なんでだろうね、検問で引っかかる率すごいんだよ[/st-kaiwa1]
私の荷物を検査した検査員が北海道やアイヌの存在をしっていたので手は俺の荷物をまさぐっていたけど会話は日本のことや俺の今後の旅のプランの話でいろいろとペルーに関して助言をいただいた。
16:30マンコラ着。
バス車内から見た感じだとこの街というか漁村はゆっくりできそうな気がしたけどヒッピーとかもおおそう。
ピウラの街が変わっていて予定が崩れる
19:30ピウラ着。
冒頭で書いたんですが2008年に来た時はほとんどのバス会社のオフィスが一つの通りに集中していたのですが、現在はバラバラになっていて到着したCIFA社のオフィスを出るとほかのバス会社はもちろん、ホテルすら見当たらない。
そして、エクアドルから直接来たからペルー通貨のソルを一切持っていない状態。
しかたがない、トゥクトゥクの運ちゃんに「今、お金持ってないからATM寄ってからトルヒージョ行きの深夜バス会社のオフィスに行きたい」みたいにお願いした。
危険度が上がるけど仕方がない。
ペルーはタクシー料金などは前交渉なんだけど、こういった状況だったのでちょっとは取られても全て終わった後に言い値を払うことにしていた。
ATM。一発でソルを降ろせたが100ソル紙幣ばかり。
たぶんトゥクトゥクの運ちゃんお釣り出せないと思ったのですぐに言う。
するとガソリンスタンドに寄ってくれた「くずしてもらいな!」
スタンドの店員女の子が「どうしたの?」みたいな感じで声をかけてくれたので
「ペルーに入国したばかりでATMで金おろしたら100ソル紙幣しか出てこなくて両替してほしい」とお願いすると
「ふーん。この国偽札多いから気をつけてね」と煙たからずに優しく対応してもらった。
次にトルヒージョ行きが出ているバス会社に着くも当日の夜便は満席。
2008年に来た時にピウラからリマへ行った時に乗ったバス会社にいい印象をもっていたので、そのバス会社が今もトルヒージョ行きのバスを出しているかを運ちゃんに聞いたら出してるとのことだったので、そのバス会社のオフィスに行ってもらうことに。
当日のバスはなかったけど、次の日のトルヒージョ行きのチケットを買うことに。
このバス会社の隣に宿があったので泊まることにした。でもこの宿くさいし汚なかった。
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