2011年の10月25日グアテマラに入国してからあれよあれよともう少しで90日(グアテマラは90日間までの滞在は査証免除)が経とうとしていました。
グアテマラを出国するには、中米4ヶ国協定があるので北はメキシコ、南はコスタリカ(ベリーズでもいいのですがベリーズはビザを取得しないと入国できないので現実的ではない)になります。
そして、1度だけですがグアテマラを出国しないで、グアテマラシティにある中央移民局で手続きをすれば90日の延長が可能です。
グアテマラに居続けるためには、グアテマラを出国するか、グアテマラシティに行って延長手続きをするかを選択しなければなりません。
今回はグアテマラシティに行って、中央移民局で延長の手続きをしてきました。
その内容を記憶している範囲で詳細に書きます。
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”100″]バス料金や滞在延長手続きの手数料などは2012年当時の料金ですのでご注意ください。[/st-cmemo]
グアテマラ中央移民局の住所・行き方など
6ta. Avenida 3-11 Zona 4 Ciudad de Guatemala
Teléfono: +502 2411-2411 ext.8009
Fax: +502 2411-2411 ext.8009
私はアンティグアからチキンバス(片道Q9)で行き、グアテマラシティにあるチキンバスの終点から歩いて行きました。
しかし、グアテマラシティにはtransmetroなる(メキシコで言うとこのメトロバス)路面バスが走っていて、途中でチキンバスからトランスメトロに乗り換えていくルートが一般的なようです。そっちの方がたぶんより安全。
中央移民局の住所を書きとめておいたので、そこらへんにいる人たちに
¿Donde esta esta direccion?¿como se va a la zona 4?
などと聞くとみんな親切に教えてくれました。
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”100″]グアテマラシティの治安や公共バスでの強盗など悪いニュースも耳することが多いので交通手段などの選択は自己の判断でお願いします。[/st-cmemo]
また6ta avenidaにはグアテマラ国民用のパスポートセンターも近くにあってそちらの方が目立ちます(なんせ人が沢山いる)。
しかし、そこは外国人用ではないので気を付けてください。そこらへんにいる人に ¿para extranjero?(外人用は?)なんて聞けば優しい人なら教えてくれます。
中央移民局はそのパスポートセンターから歩道橋で反対側に行ってもうちょい進んだところにあります。
ちなみにアンティグアからのチキンバスの終点はこの建物で、アンティグア行きもここから出発します。
グアテマラで滞在期間の延長手続き必要だったもの
- パスポート現物
- クレジットカード現物(私はデビットカードでOKだった)
- パスポートの顔写真など載っているページのコピー2枚
- グアテマラの入国スタンプが押されているパスポートのページのコピー1枚
- クレジットカードの両面のコピー1枚(裏面の3桁の数字は塗りつぶしてOK)
- 白黒の顔写真1枚
- 延長手数料?約US15㌦
2012年1月16日現在では以上のものが延長手続きには必要でした。
中央移民局内にはコピー屋が1Fにあるのでコピーに関しては用意していなくても問題ないのですが、写真屋は中央移民局内にはないので周りで撮りにいかなければならないので、できるなら写真は前もって用意しておいた方がいいです。
クレジットカードに関しては現物を係員が手に取って確認することもなかったし他のコピーしたものをサラッと見た程度で本当に必要なのかなぁなんて思いましたが、私の時はこうでも他の時も一緒とは限らないので持っていた方がいいと思います。
私たち(一緒のとこでホームステイしているタク君と行ったので)は写真屋も中央移民局内にあるもののと信じて疑わなかったので、写真屋を探すのに手こずりました。
同じ道を行ったり来たり色んな人に尋ねては教えてもらいなんとか写真屋を見つけて写真を撮ることができましたがQ80(4枚)しました。
また、日本の証明写真やパスポート用写真と比べて、サイズや紙質が違うのでグアテマラで用意した方がいいです。
写真に関してグアテマラの移民局は厳しいので規定に沿った写真じゃないとダメです。延長手続き用の写真を撮るときには “para migracion” などと写真屋さんに伝えましょう。
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”100″]日本のパスポート用の写真は規格が違うので持っていても当然ダメです。[/st-cmemo]
中央移民局で受付した際に用紙1枚をもらうのですが表面は記入欄、裏面に必要なものの説明がされています(もちろんスペイン語)なのでグアテマラシティに滞在している人なら前もってその用紙だけもらって準備するのもいいかもしれません。
中央移民局内の2Fが延長手続きをする課といっていいのかわかりませんが2Fで手続きをするので入ってすぐに2Fに行って問題ないです。
階段正面が入り口なのでそのまま中へ入ると10コぐらい窓口がありますが一番右端が informacion の窓口なのでそちらで延長手続きをしたい旨を伝えると用紙をもらえます。
ちなみに延長って言葉はprorrogarって単語です。
延長手続き用紙に記入する項目(覚えている限り)
- 国籍
- 氏名
- パスポート番号
- 性別
- 父親の氏名
- 母親の氏名
- 状態(独身・既婚)
- 既婚者なら配偶者の氏名※独身者は無記入で問題ないです
- 職業
- パスポートの発行国(たぶん?)
- パスポートの有効期限
- グアテマラでの滞在先住所と電話番号
記入欄はスペイン語と英語で書かれているので英語わかる人ならスペイン語わからなくてもかけると思います。
私はスペイン語でわからない項目があった時は素直に空欄にしてこれはどういう意味?って窓口で質問しました。
あと、日本のように記入するための机っぽいのはちょっとあるんですが、ボールペンなどは備わっていないので筆記用具は用意しておきましょう。
記入し終えてもう一度 informacion の窓口へ行くと整理券が貰えるのであとはその番号が呼ばれるまで待ちます。
よばれたら必要な書類を提出して、窓口を変え延長手数料の請求書をもらうので今度は1Fにある支払い窓口で延長手数料を支払います。
この時基本ドル支払いでいいと思うのですがお釣りはケツァールです。
もしかしたらケツァールで支払うこともできるかもしれません。もしケツァールで支払うことができるならケツァールで支払った方がいいかもしれません。
なんせそこの為替レートが悪すぎで1㌦=Q7.68ぐらいでした。
支払うと領収書を貰いますのでそれを持ってまた2Fの窓口へ行って領収書を渡す(領収書は2枚組)と手続きが終了でパスポート預かり書みたいなもんに受取日などを係員が書いてそれをもらって終わりです。
さいごに
今回私たちは写真屋を探すのに手こずったり、まぁ他にもいろいろあったんですが手続きが終わったのは午後の2時、その前の時点で当日受け取りはあきらめていました。
アタバルのマコトさんの話では当日に受取れた人もいるよとのことでしたがもうそんな状態ではなかったです。
私たちが取りに行くのが次の月曜日。
実は一緒に行ったタク君は19日で90日が過ぎてしまうのでそのことについて係員に質問したら手続きをした日(つまり今日)が90日前だったら問題ないようで、23日にパスポートを受け取ったとしても罰金等は発生しないと言っていました。
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