アンティグア郊外あるパカヤ火山に登ってきました。
以前はパカヤ火山で「溶岩が流れているのを見れる」というのがウリだったのですが、2010年の大噴火で形態が変わってしまったようです。
2011年現在は溶岩も見れないし、頂上では有毒ガスが噴出しているらしくパカヤ火山の頂上まで行けなかったです。
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”100″]記事の内容や料金は2011年当時のものです。現在と違う部分があると思います、ご了承ください。[/st-cmemo]
パカヤ火山登山ツアーに参加
私はアンティグアの旅行代理店でパカヤ火山の登山ツアーを申し込みました。
アンティグアには沢山旅行代理店があるし、それぞれパカヤ火山のツアーはあります。価格は旅行代理店によって変わると思いますが私が参加したツアーは55ケツァーレスでした。
私は週末にパカヤ火山へ行きましたが、平日だとツアー料金が割引されることもあるみたいです。
あと、パカヤ火山の入山料が含まれていないのでパカヤ火山入山時に50ケツァーレスが支払いました。トータル105ケツァーレスです。(2011年当時の金額です)
私が申し込んだ旅行代理店ではパカヤ火山の登山ツアーは1日2回(6時発と14時発)あり、私は朝6時発のツアーに参加しました。
MEMO
朝は滞在していたホームステイ先まで迎えが来てくれましたが、帰りはアンティグアのパルケ・セントラル(中央公園)でツアー客全て降ろされました。
私は事前に旅行代理店で帰りの解散場所の説明を受けたのでパルケ・セントラルで解散することを知ってツアーに参加しました。もちろんスペイン語での説明なので聞き逃しとかもあると思うので、「どこに迎えに来るのか?どこで解散するのか?」は理解するまで聞き返しましょう。
朝6時20分くらいにホームステイ先まで迎えに来て、そのほかのアンティグアに滞在しているお客をピックアップ。
全員がそろったところで運転手にパカヤ火山の入山料Q50を払いました。
そして6時45分ころアンティグアの町を出ました。
アンティグアからパカヤ火山を目指す道はカーブがきつく、寝不足の私にはとてもきつく酔っていました。
ぶっちゃけ登山よりこっちの方がきつかったです。
8時半くらいにはパカヤ火山に着いて、運転手が「馬に乗る人いる?」って聞いてきます。
登山に自信の無い方はここで馬に乗ることを選んでもいいですが、パカヤ火山登山中もある程度まで馬がついてくるので疲れてきてから馬に乗っても遅くないです。
私が参加したグループの女性2人が途中から馬に乗っていました。その時に会話を聞いていたのですが、聞き間違いじゃなかったら馬の料金は登りQ100、下りQ100。かなり高額です。
車を降りると地元の子供が登山用の杖(実はそんな大したものじゃなく、ただの木の枝)を売りに来ます、ほかのツアー客がその杖を見て「ただか?」と聞くと「5ケツ」と答えていました。愚問です。
パカヤ火山の登山ツアー詳細
1つのグループに1人のガイドさんが付きます。
ガイドの証明書を提示していたのできちん勉強されたんだと思います。
説明はスペイン語ですがゆっくり話してくれて自分くらいのスペイン語力でも十分わかりました。
パカヤ火山に入山するときに入山書みたいなものに名前、国籍、入山目的などを記入します。日本の山でもあったりしますね。あとは登るだけです。
序盤はまだ木などがありその中を歩いていく感じなのですが、疲れた人のためにか馬が同行しててその馬の糞が地雷のようにそこらかしこに落ちてます。
下りは地面が滑りやすいので糞に気をとられて滑って転んでベチャっとうんこまみれになる可能性がありますので十分ご注意ください。
パカヤ火山の標高は2,552メートルなのでそんな高い山でないし(富士山の5合目くらい)高山病とかの心配は全くないと思います。
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”100″]すみません、これは私の感覚です。実際には標高2,000メートルでも気分の悪くなる人はいるようです。無理せず体調には気を使ってください。[/st-cmemo]
それほど遊歩道の勾配もきつくないので体力ない自分でも平気でした。まぁでも明日か明後日に筋肉痛になると思います。
冒頭でも書きましたが2010年の噴火の影響や頂上付近で女性が転んで大やけどをしたなどトラブルも重なって2011年現在は一般的なツアーでは頂上まで行けないようです。
中には頂上まで行っているグループもありましたがそれはまた別のツアーなのか本格的な登山者のようでした。
溶岩の方も今は全く流れていなくて、所々から蒸気がでてるくらいです。その蒸気も温かい程度なので危険ではなかったです。
以前はパカヤ火山の溶岩でマシュマロを温めて食べるってことをしていたようで、何人かのツアー客はマシュマロを持ってきていました。しかし、現在のパカヤ火山では溶岩が地上に出てきていません。
なんとか雰囲気を味わいたいのか、蒸気が出てきている穴にマシュマロを押し付けなんとかマシュマロを温めています。
テンションあげてる人たちを横目に一服する日本人。
[st-kaiwa1]ぶっちゃけこの程度なら有珠山とか昭和新山でよくね?[/st-kaiwa1]
アンティグアからはアグア火山、フエゴ火山が離れた位置にあるのですが、パカヤ火山からだとその2つの火山が並んで見えます。
グアテマラシティも見えたり、一服しながらボーっと眺めるにはいいとこでしたが風が強く、自分はトレーナーとパーカーを重ね着してました。
あと、午後のツアーだと下山するころには日没近くか日没してると思うので懐中電灯とか持って行った方がいいかもしれません。
[st-kaiwa1]暗いとうんこ地雷踏んじゃいますよ[/st-kaiwa1]
パカヤ火山の登山所要時間は登りが1時間半くらいで下りは1時間かかってないくらいだと思います。
朝6時出発のツアーは13:00にアンティグアに戻る予定でしたが、アンティグア着が12:30頃でした。
登山時間はそれほど変わらないと思うので行きかえりの交通渋滞の状況によっては予定時間をオーバーすることもあるかもしれないですね。
[st_af name=”anuncio-fondo”]