さくらでWordpressを運用していましたが、日ごろから「表示速度が遅い(重い)」と感じていて、Wordpressのテーマを変えたり使用しているプラグインを減らしたりして、Wordpressのブログの表示が早くなるように試したのですが、思うような結果が出ていませんでした。
サーバー移転するとWordpressのデータ移行など面倒な作業がでてくるので、できればさくらのサーバーのままでいたかったのですが、さくらのプレミアムプランを契約していた私にとって費用対効果が悪く最終的にはエックスサーバーへ移転しました。
さくらからエックスサーバーに移転した理由、そしてなぜエックスサーバーを選んだのかついてご紹介します。
さくらサーバーから移転した理由
さくらからエックスサーバーへ移転をした一番の理由はWordpressのブログの表示が重い(表示速度が遅い)ということです。
GoogleのPageSpeed Insightsの診断後の最適化についての提案でつねに「サーバーの応答時間を短縮する」が筆頭項目に挙げられていました。
そこで表示された応答時間は常に1秒以上あり、2秒を超えることもたびたびありました。
さくらから移転を決断する前に考えたのが、サーバー会社を変えるとデータ移行作業がとても面倒なことです。
さくらがWordpressの表示速度に関して改善してくれるのを待ちつつ、それまでは費用の安いスタンダードプランに変更してさくらに留まることも考え、さくらと他社サーバーの比較やさくらのプランごとの比較なども調べました。
さくらサーバーとWordpressの相性は良くない、みたい
「さくら WordPress 重い」などのキーワードで調べると、さくらとWordpressの相性が良くないような記事を見かけます。
WordPressサイトの表示速度をレンタルサーバー各社で比較【2017年版】(GTmetrix)
レンタルサーバー15社のWordPressの表示速度を比較をした結果が書かれている記事なのですがさくらは15社中11位。
さくらのレンタルサーバの全プランの性能をベンチマークで徹底比較
さくらのプレミアムプランを利用している私にとっては衝撃的な事実が書かれていた記事を見つけました。
気になった点といえば、いくつかの項目で若干見劣りした、当サイトでもレビューしている「プレミアム」プラン。その下の「スタンダード」と比較して、悪い結果が出ている項目がいくつか見られました
さくらのスタンダードプランとプレミアムプランでは同一サーバーの利用者数(共有者数)が全然違うのですが、月約1,000円も違うのに表示速度に関して一部劣るようです。
さくらサーバーではプラン変更が簡単にはできない
さくらでプラン変更をする場合はこのような手順となります。
さくらの別のプランを新規に申し込み ⇒ 旧プランのサーバーから新プランのサーバーへデータ移行 ⇒ 必要に応じて旧プランの解約
現在利用しているプランから他のプランへ変更できますか?|さくらのサポート情報
これって他社のサーバーと契約した後にする作業と何ら変わりません。そうなんです。さくらのプラン変更は新規プランで契約したサーバーでゼロから構築しないといけないのです。
データ移行をせずにプラン変更ができたら楽だと考えていたのですが、それも叶わないのでさくらから別のサーバー会社へ移転することを決意しました。
エックスサーバーを選んだ理由
「Wordpress サーバー」などのキーワードで調べると 「エックスサーバーがWordpressと相性がいい」「エックスサーバーはWordressの表示速度が速い」といった記事を多く見かけます。
そういったことから、エックスサーバーのサービスを見ることにしました。また、さくらからエックスサーバーへのWordpressの移行がスムーズにいくのかも調べました。
エックスサーバーの料金プラン
契約期間 | 初期費用 | ご利用料金 | 合計 |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 3,000円 | 1,200円×3ヶ月 | 6,600円(税込7,128円) |
6ヶ月 | 3,000円 | 1,100円×6ヶ月 | 9,600円(税込10,368円) |
12ヶ月 | 3,000円 | 1,000円×12ヶ月 | 15,000円(税込16,200円) |
24ヶ月 | 3,000円 | 950円×24ヶ月 | 25,800円(税込27,864円) |
36ヶ月 | 3,000円 | 900円×36ヶ月 | 35,400円(税込38,232円) |
私の場合はサーバー契約期間は1年単位と考えているので、エックスサーバーでスタンダードな「X10(スタンダード)プラン」だと初期費用をいれて初年度は税込16,200円になります。
さくらのプラミアムプランは1年契約で税込15,428円なので800円くらい多くなりますが、初期費用が含まれているので次年度からの1年契約の料金は税込12,960円になるのでエックスサーバーの方が2,468円おトクになります。
もちろんさくらのスタンダードプランとエックスサーバーのX10(スタンダード)プランを比べると倍近く高くなってしまいます。
エックスサーバーでのGoogleのPageSpeed Insightsの診断の結果
エックスサーバーではサーバー無料お試しが10日間提供されているので、その期間を利用してGoogleのPageSpeed Insightsの診断をしました。
私の場合、料金の面ではさくらのプラミアムからエックスサーバーへの移転でもコストダウンになります。これでGoogleのPageSpeed Insightsの診断の結果がよければ言うことなしです。
正直、データ移行は面倒でしたが、さくらからエックスサーバーへWordpressのデータ移行の手順が書かれた記事は多くあるのでそれを参考にしました。
Google のテストでは、お使いのサーバーは 0.34 秒で応答しました。
「サーバーの応答時間を短縮する」の項目はまだ出ているのですが、重要度が下がりました。無料お試し期間10日間のうち7日間でGoogleのPageSpeed Insightsの診断をしましたが1回も1秒を超えることはありませんでした。
この結果が私がエックスサーバーを選んだ第一の理由になります。満足いく結果が出たのに、ほかの会社のサーバーにまたデータ移行はしたくなかったってのが本音です。データ移行は面倒です。
エックスサーバーでは独自ドメインのSSL化が無料
数年前からGoogleでは決済などのないサイトでもSSL化(アドレスがhttps://)を推奨してきていましたが、エックスサーバーでは独自ドメインに対しても無料でSSL化できるサービスがあります。
以前はゆくゆくSSL化するにあたり費用がかさんでブログを維持するのがたいへんになるかなぁなんて考えていました。しかし、サーバー会社が無料でSSL化できるサービスを提供するようになったことはありがたいです。
エックスサーバーのコントロールパネルはさくらより使いやすい
エックスサーバーのコントロールパネルやサーバーパネルはとても使いやすいです。(さくらのコントロールパネルが使いづらいだけかもしれない)
さくらのコントロールパネルを使ってるときは、毎回ヘルプやネットで調べながら作業をしていました。
それに比べるとエックスサーバーのコントロールパネルではヘルプを見ないで、目的の作業をするためのメニューや項目を選択できるのはとても楽です。
また、私は独自ドメインをムームードメインで購入したりしていますが、ムームードメインとエックスサーバーの組み合わせでも難しいことはなくエックスサーバーに新規ドメインのスペースを作ることができます。
ブロガーやアフィリエイターがエックスサーバーを利用していることが多い
アクセス数がありそうなブロガーやアフィリエイターのWordpressのブログってエックスサーバーで管理されていることが多いです。
えっ!どうやってわかるの?と思った方へ
SEOチェキ!というサイトで気になるサイトのURLを入力するといろいろなSEOなどに役に立つデータがでてきます。そこの一項目に利用されているサーバーも表示されるのです。
私のこのブログのURLを入力するとこんな感じで結果がでます、エックスサーバーとアルファベットで表記されています。
あなたが気に入ってるブログなどを調べてみてはいかがですか?きっとエックスサーバーを利用してる人結構いますよ。
まとめ
エックスサーバーに変えてからまだ日が浅いので安定面などはわかりませんが、ブログの表示速度とあとWordpressの管理ページでのレスポンスの良さはとても感じています。
エックスサーバーはWordpressとの相性の良さをアピールしているサーバー会社ですがそこには嘘はないと感じています。
サイト表示を早くするためにWordpressのプラグインの使用を停止したり変更したり、.htaccessやphpファイルで書いたり消したりもしましたが、サーバーの応答時間はサーバー会社を変えるしか良い解決方法がありません。もし「Wordpressが重い」などといったにストレスを感じているならエックスサーバーに変更するのも一つの方法だと思います。
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