グアテマラ

グアテマラの死者の日は墓場で凧揚げ

投稿日:2011-11-02 更新日:

グアテマラの死者の日の凧揚げ

11月1日はグアテマラをはじめほとんどのラテンアメリカの国々では死者の日(el dia de los muertos)として、日本のお盆のように先祖や友人などのお墓参りなどをして故人をしのぶ日になっています。

ピクサー映画「リメンバー・ミー」を見た人なら死者の日がどういったものなのかわかるかもしれませんが、映画「リメンバー・ミー」の死者の日はメキシコのスタイルです。

死者の日に墓地を訪れるのは基本的なことですが、映画「リメンバー・ミー」のようにガイコツ・ガイコツしいのはメキシコ以外では見かけません。

グアテマラでは死者の日に凧揚げをする習慣があり、アンティグア近郊のサンティアゴ・サカテペケス村(Santiago Sacatepequez)では死者の日に特大の凧を揚げることで有名だったので見に行きました。

グアテマラでは死者の日(el dia de los muertos)をel dia de los Santos(聖人の日)とも言ったりするそうです。

※この記事は2011年11月に書いたものでシャトルバスの料金やサンティアゴ・サカテペケス村の入村料の金額などは2011年11月当時のものなので現在とは違う可能性があります。

グアテマラ国民も訪れるサンティアゴ・サカテペケス村の凧揚げイベント

アンティグアなどグアテマラのほかの街でも死者の日に凧揚げをするのですが、グアテマラ国民も訪れるくらい死者の日のサンティアゴ・サカテペケス村の凧揚げは有名です。

グアテマラ国民にも有名なので、もちろん外国人観光客も訪れます。

サンティアゴ・サカテペケス村一番のイベントといっても間違いないくらいにグアテマラ国民や外国人観光客が訪れ、村は人でごった返しになります

グアテマラの死者の日の様子

サンティアゴ・サカテペケス村はどこにあるの?

アンティグアから20㎞ぐらいのところにあって、公共のバス(通称チキンバス)で行くにはグアテマラ・シティ行きに乗り、途中にあるサン・ルーカス・サカテペケスでバスを乗り換えてサンティアゴ・サカテペケス村へと行きます。(サン・ルーカス・サカテペケスは主要な分岐地点なので必ずバスは停まります。)

公共のバス以外ではアンティグアにある旅行代理店が出しているシャトルバスを利用してサンティアゴ・サカテペケス村に行くことができます。私はシャトルバスを利用しました、料金75ケツァーレス。(2011年11月の料金)

8時過ぎくらいホームステイ先に迎えに来てくれて、アンティグア内のほかのお客をピックアップしてからアンティグアの街を出発、約30分でサンティアゴ・サカテペケス村に着きました。帰りは15時に集合して帰ってきましたので、サンティアゴ・サカテペケス村の滞在は約6時間でした。

入村料を取られる

死者の日限定だと思いますが入村料5ケツァーレスを徴収されました。(2011年11月の料金)

警官はもちろん、軍隊の兵士らしき人も結構いました。これだけ人がいると凶悪犯罪は起こらないまでも、強盗に近いものや窃盗・けんかなどが起きる可能性はありますから、スリなどには気を付けてください。

凧揚げのメインとなる場所はなんと墓地

グアテマラの死者の日にあげる凧

凧揚げのメイン会場はなんとサンティアゴ・サカテペケス村の集合墓地

村人たちがこの日のために作製したであろう大小さまざまな凧が持ち込まれていました。墓地にあるお墓は様々でお金がかかっていそうなお墓もあれば土が盛られているだけのお墓もありました。

凧を揚げるにはそれなりの助走が必要なのですが、村人の皆さん、そんないろいろな形をしている墓の上をガンガン走って凧を揚げます!

お墓の形や高さが様ざまなので、踏み外して転ぶ人とかもいました。みなさんガチで助走してます。

この光景を見た時は「墓の上を走るのかよ」とちょっと引いてしまいましたが、グアテマラ人なりの死者の日の祝い方なのだろうと理解しました。

「死者が眠るいつもは静かな墓地、死者の魂が降りてくるこの日だけはバカ騒ぎして盛大に祝おう」と解釈しました。

グアテマラの死者の日にあげる凧を見る人

こういった大きなイベントだと、進行役みたいなのがいて号令でみんな一斉に凧を揚げると思っていたのですが実際は、凧を揚げたい人が好きな時に勝手に揚げていました。

たくさん凧が揚がっているときもあれば、ぜんぜん上がっていない時もある。すべては凧を持っている人たちの気分しだい。

ここはグアテマラ、日本の感覚は忘れるべき。

たくさんの凧があがった空の景色はすごくいいものでしたが、たくさん凧があがると糸絡まって落ちてしまうということもちらほら。そんなことを「あら、まぁ!」なんて言いながら楽しんでいるグアテマラ人もいました。

人よりも大きなグアテマラの死者の日にあげる凧

特大の凧の大きさは10mくらいはありそうでしたが、この凧は空中へは揚がりません。地面に横たわっているのを起こして歓声がわくといった感じでした。特大の凧は村人が数人のグループを組んで作製したみたいで同じデザインのTシャツを着て記念撮影をしていました。

グアテマラの凧のデザインは日本の凧とは全然違い、グアテマラの伝統的な織物などで使われている模様や綺麗な幾何学模様で描かれているものが多かったです。そして色使いはグアテマラ・レインボーと称されるグアテマラ独特のカラフルな色使いでとても綺麗でした。

空に揚がっている凧をみながら、

死者の魂は天に昇り、死者の日にこの地上へと降りてくる。1分1秒でも早くこの地上に死者の魂が降りてくるよう糸で繋がっている凧が道しるべになっているのではないだろうか

と感じました。

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